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腐ってやがる・・・ぷログ

オタク系海洋生物ぷログです。

ぷっとしたログだからぷログ。

時々、というか度々ネタが生えてきます。
未だにふなっしー依存気味。

今回の自作フィギュアはウルトラマンレオ45話の円盤生物ブリザードです


ブリザード


度々製作している円盤生物のうちの一体ですが、実は当初全く作る予定はなかったんですが。

初期の数体を製作中、紅月せなさんがシルバーブルーメはあかんと、逆にこのブリザードを推されました。


着ぐるみの造形もビミョーな気もしていたのですが、どうにもその推しが頭を離れなかったのです。

朝も夜もブリザード。

いやそこまではいいませんが、話も見せ方も確かによく出来ております。

まずは、円盤生物は海棲生物をモチーフにしており、これはヒトデかな、イカではないよなと。

薄いヒトデがひょこひょこ歩いているのです。

あと、この登場話数とブリザードのキャラクター性に付与しているのが、眉子という少女の存在です。

ブリザードは小型化しない代わりに眉子と眉子の持つ人形にテロ行為を実行させます。

彼女の正体は判然とせず、トオル君は彼女を洗脳された地球人の少女だと信じてかばい、眉子もトオルへの攻撃は躊躇したりします。

放送当時の媒体でも「分身少女」と記述されている以上、あれはブリザードのアバターなのでしょう。

デザイン的にも後のノーバと共通する顔が存在するもので、初期のテロ行為だけに特化した円盤生物とは異質のもののようです。

何処までも、兵器としての存在でしかない彼らですが、案外彼女を介して対話できたりするのかもしれません。



ブリザード赤


凄く長くなりましたが、イメージが固まったので、ファンドに相当するいい石粉粘土を平たく伸ばして、ブリザードの形に切り取りポーズをつけてから肉を盛り付けました。

製作期間は一ヵ月半・・・ですが、実は数日で形になってしまい、あまりにあっさりできたのでしばらく置いて、これでいいのか考えてしまったりしました。ただ、爪も牙もないので、作りやすい怪獣だとは思います。

お腹の球体はビーズです。アンゴーラスの目玉とおなじものです。

形態的には前後同一、青が氷結、赤が火炎と攻撃能力も高く、戦闘でレオを苦しめました。



薄い体


今回の怪獣フィギュア自作シリーズ、ついに円盤生物でなくなりました。


 

「ウルトラマン80」34話のアンゴーラスです。
アンゴーラス


なんか、色々円盤生物を作り続けたら、続いたので、これまでほしかったのに商品化されなかった怪獣でも、連作しようかと思い始めたので、まずこいつになりました。

紅月せなさん曰く、かわいらしいチョイスだと。

製作期間はほぼ一ヶ月。思った以上に短期間で製作してました。

ちなみに、アンゴーラスのフィギュアを作ったのを、他で見たことがありません。

ガチで初立体化なのでしょうか。

アンゴーラスとは、三浦海岸で子供が釣り上げられてしまい、連れ戻すために出現した巨大な魚です。

見たまま、巨大な魚の怪獣なので、陸に上がる事は一度も在りませんでした。

最後、子供を連れ戻して帰るのですが、地味にウルトラQの海底原人ラゴンのリメイクという側面もあるのだなあと思いました。


怪魚の腹


お腹のとげというかひげはもう樹脂粘土でつくってます。

眼球はビーズです、実は同じビーズを次回の怪獣でも使ってます。

しかし、アンゴーラスという怪獣は、本編でもスチルでも全形は確認できず、多分に憶測も含んで製作してます。

多分、撮影中は、着ぐるみから、海の中では中の人が直接足を出していたのではないかと思われるのですが。

巨大怪魚


この怪獣もでかいなあ。

アンゴーラスとかシルバーブルーメあたりは、怪獣倉庫の屋根に乗せられたのかなあ。

(怪獣倉庫 円谷プロの着ぐるみの倉庫。巨大な着ぐるみは屋根に乗せられたらしい)


ちなみに、こいつを選んだのはこういうのが好きなんだというのもあるんですが、実は昔自主映画で魚の怪獣を主人公にしていたりしたんですね、そういうことも思い出しながら作りました。




粘土造形

実は今回、普通怪獣造形に使わない材料を使い始めました。

 

それが樹脂粘土です。

この写真で色がついている茶色とクリーム色の顔や爪などに使用しております。

元々はスィーツデコに使われる素材だそうで、透けるとか透けなくともある程度の透明感を持つような色合いが粘土単体で出ます。

硬化後はある程度の弾力を持ち、パテや他の粘土と比較して折れにくく、細い部品やうすい部品の整形にも向きます、硬化後の彫刻はむずかしいのですが、角や牙などであれば充分、というか、おれにくいので、最適です、ソフビフィギュアの改造で自作の角や爪に付け替えるのにもうってつけであろうと思われます。


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特にレジックスは質がよく、またシルバーブルーメで使ったように透けた質感を出すという事も可能です。

弾力も安物よりありそうです。

少しずつ乾燥させては盛り付けるという体裁で形を作っていくのがいいようです。

 

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樹脂粘土にも自然乾燥で乾燥できるものとオーブンで硬化させるものがあり、紛らわしく、ダイソーでかつて売っていた樹脂粘土はオーブン粘土だったんですが、現在は自然乾燥の粘土に変わっており、正直オーブン粘土は扱いにくいので、自然乾燥の粘土の方がいいです。

現在ダイソーで売っている樹脂粘土でも性能的には問題なく、そっちの方は様々な色があり(大体お菓子の色、茶色やクリーム色など)、成型色みたいにつかえます。


いまだかつて、これを使うモデラーを見たことがなく、怪獣造形や改造に向いているので、個人的には推して行きたいと思います。