実は今回、普通怪獣造形に使わない材料を使い始めました。
それが樹脂粘土です。
この写真で色がついている茶色とクリーム色の顔や爪などに使用しております。
元々はスィーツデコに使われる素材だそうで、透けるとか透けなくともある程度の透明感を持つような色合いが粘土単体で出ます。
硬化後はある程度の弾力を持ち、パテや他の粘土と比較して折れにくく、細い部品やうすい部品の整形にも向きます、硬化後の彫刻はむずかしいのですが、角や牙などであれば充分、というか、おれにくいので、最適です、ソフビフィギュアの改造で自作の角や爪に付け替えるのにもうってつけであろうと思われます。
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特にレジックスは質がよく、またシルバーブルーメで使ったように透けた質感を出すという事も可能です。
弾力も安物よりありそうです。
少しずつ乾燥させては盛り付けるという体裁で形を作っていくのがいいようです。
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樹脂粘土にも自然乾燥で乾燥できるものとオーブンで硬化させるものがあり、紛らわしく、ダイソーでかつて売っていた樹脂粘土はオーブン粘土だったんですが、現在は自然乾燥の粘土に変わっており、正直オーブン粘土は扱いにくいので、自然乾燥の粘土の方がいいです。
現在ダイソーで売っている樹脂粘土でも性能的には問題なく、そっちの方は様々な色があり(大体お菓子の色、茶色やクリーム色など)、成型色みたいにつかえます。
いまだかつて、これを使うモデラーを見たことがなく、怪獣造形や改造に向いているので、個人的には推して行きたいと思います。